ダイエットのつもりが……

 

今週のお題「お弁当」

 

幼稚園のときの悲しい思い出のお弁当の時代は過ぎ……。

 

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超まじめ人間だった私は中学の時の校則の厳しさから離れ
女子高生となり
自由を満喫していた。

 

毎日お弁当を持っていった。
中味はよく覚えていない。
冷凍食品のコロッケとかその辺にあるおかずを適当に詰めていた。

ダイエットを意識して幼稚園生が持つような小さいお弁当箱。
それを、食べ盛りの私は昼休みまで待てずに
短い休み時間に早弁していた。


女子校ゆえに余り人目を気にしなくなっていて自由に行動していた。
まぁ、自由と言っても早弁している人は2、3人である。
すぐ次の授業が始まってしまうときはスリル満点。
匂いが充満している中を先生がやってくる。
先生も気づいていたと思うが何も言われない。

 

そしてお昼休み。
皆がお弁当を食べ始めると
当然私は何も食べるものがないので
皆からちょっとずつおかずをもらっていた。

今考えると本当図々しい私!


又はパンを食べていた。
そのパンは朝に当番のパン係に注文して購買部に行って買ってもらわないと
自由には買いに行けない。

そのパンを食べ、早弁もして……
何がダイエットと言えようか……

 

あのころは本当に顔もパンパンとしていたな。

制服のジャンパースカートの脇のホックも油断すると
すぐに外れやすくなっていた……。
それが体重がやばくなる時のバロメーターだった(!?)

 

懐かしくて楽しかった高校の思い出である。

幼稚園で泣いた訳

今週のお題「お弁当」

 

 

「お弁当」と言えば、幼稚園のお弁当。
昔々のこと、アルマイトのお弁当箱というのがあった。
それを幼稚園に持っていくと、温かいところで保温してくれていた……と思う。
すごく思い出す……赤くてチューリップかカーネーションの花が書かれてあったお弁当箱。
あれはもしかして母のお下がりだったのだろうか。

とにかく、そのお弁当箱を持っていって
お昼に蓋を開けると、そこはピンク一色の世界が広がっていた。
私は「わーっ、綺麗」と思っただろうか。

反応は真逆である。

なんとご飯の上にピンク色の桜でんぶがのっていたのだ。

それは甘い甘い食べもの。
今では甘い物も大好きだが、そのときはむしろ甘すぎるものは嫌いだった。
それもお菓子でもなく、ご飯の上に……。
そのときはおはぎも嫌いな食べ物だった時代。
私は一口食べて又そっと蓋をした。
他のおかずは何もなかったと思う……。

家の食卓でも食べたことがないものがのっていたのだ。
ずいぶん先生に心配された。

「○○さん、どうしてお弁当食べないの……?」って。

私は自分の思いを口に出すことが出来ずに
ただ泣きべそをかいていた。

私がそのとき思っていたこと……

何が悲しくてこんな甘い物でご飯を食べなくてはならないのだ
……と、お弁当を食べることを拒否していたのだ。

 

私は家に帰って母に抗議した。
そうしたら母は

「他の人のお弁当に入っているのを見て、○○も喜ぶと思って……」と。
そのときもただ泣きべをかきながら

「もうやめてよ」と
一口しか食べていないお弁当箱を渡した。
母の思いを無駄にして悪かったとは思うが……
そのときお腹が空いていたはずだが、その記憶はほとんどなく
ただ、お昼に悲しい思いをしたことだけが記憶されている。

それ以降、今までの人生で桜でんぶが我が家に登場したことはなかった。

 

さらに、幼稚園のとき

毎日母はゆで卵を半分に切ったものをお弁当に入れていた。
そうしたら私のそばに座っていた男子が
「お前、毎日ゆで卵持ってくるな」
と、私をからかった。
泣き虫な私はまた目に涙を浮かべていただろう。

その男子に口で反撃出来なかった私をもどかしく思う。
昔にさかのぼって私を助けてあげたい。

 

 

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いくら姉妹といえども……

今週のお題「間取り」

 

家を建てるときに間取りは散々考えたつもり…。

2人の娘が小さいときは同性だし

部屋を広く使ったほうがよいだろうと
10帖ぐらいの子供部屋を壁で区切らずにいた。
あとで2つに区切れるように両脇にクローゼットと2つのドアをつけて。

 

姉妹の年齢差もあるからだろうが
子ども達が部屋で無邪気に駆け回って遊んだのは
今振り返るとほんのひと時だった。

 

小さいときは家族全員で和室に一緒に寝ていて
上の子が小学校高学年になってから自分の部屋で寝るようになった。

間仕切り代わりに真ん中にタンスや本棚を置いて区切っていた……。

そのうち下の子も自分の部屋を使うようになった。 


これでお互いのスペースをそれぞれ使って仲良く暮らして……
とはならなかった。
やはり姉妹とはいえ
全くの別人格でプライベートの空間が必要。

そのうち、お互いの生活時間がズレてくると
争いが絶えなくなっていった……。

 

特に下の子の大学受験のときには
もうヒステリックになるほど……。

タンスや本棚では隙間ができる。
姉の部屋の生活音、音楽、光等に苦情が出るようになり……。
このままでは暴力事件…
いや、極端に言えば殺人事件に発展していってはいけないと
とうとう、真ん中に壁を作って区切ることにした。

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防音室ではないので全ての音が遮断できるわけではないが
これで何とかプライベートなスペースは完全に確保できたわけである。
始めから壁で区切るより、手間と費用がかかったようが気がする……。

 

未来を予測するのは誠に難しいものだ。

 

あの嵐の時を経て
今では大小の喧嘩はあるにしても
お互いの心の壁は取り払われたと思う……。

 

 

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朝活のすすめ――2

昨日は朝から散歩してカフェに行くと決めていた。
休みの日は掃除や洗濯、色々な家事が溜まっているが
切りのいいところで切り上げないと、本当に一日家事で終わってしまう。
それでは、何のためのお休み?
何のための人生?

 

前から行きたかったカフェ。
朝から晴れていて、
玄関を一歩出ただけで
わくわくする。
こんなに人の心は天気に左右されるものなのか。

 

全てがまぶしい。
花や緑が生き生きとしている。

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桜が散ったと思ったら
こっちの畑では菜の花の黄色がまぶしい。

 

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藤の花もこんなに見ごろになっている。
こちらの紫もとてもまぶしい。

 

ちょっと歩いただけでわくわくが止まらなくなる。

かなり遠出して素敵なカフェで娘とお茶する。

 美味しいね!!
にこにこが止まらない。
インテリアも素敵で、心がウキウキしてくる。

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帰り道も2人でにこにこ。
 

やはり朝、せめて午前中に自分の好きなことをすると
1日のエネルギーがみなぎってくる。
周りの人にも優しくできそう。

 

朝の光、散歩、花、おしゃれなカフェ、美味しいもの……。
これでご機嫌な私の出来上がり!
そしてこのまま素敵な1日の始まり。

明日からの仕事も頑張れそう!!

 

夫が譲れなかったものは……

今週のお題「間取り」

 

我が家は築20年弱の一軒家だ。
自由設計の家である。

前のめりの性格の私は
限られた予算、狭い土地をどうやって生かして
自分たちが住むのに適した間取りになるのか頭を悩ませた。

ここに収納スペースを入れるとこうなって……
あれ? 階段が入るスペースがない!?

パズルみたいでああでもない、こうでもないと考え出すと
楽しくて夜も眠れないほどだった。

 

夫は間取りにはあまり興奮しないみたいで
いつも通りに妻に任せっきりだった。

しかし、そんな夫でも譲れないことがあった。

それは……。
トイレは絶対に2つ。

 

実家で何か嫌なトラウマがあったのか。
えっ~。2つ?
掃除が大変じゃない。私がするのに……。

 

他は私の思いを通してくれたので
夫の希望通りにトイレを2つ作った。

 これは今では大正解だったと思う。

1つはリビングからすぐ行けるし、
もう1つは
寝室横にあって
具合の悪いときにすぐ行ける。

大人4人の生活に2つのトイレは重要。
それも朝は色々大混雑。

 

私の希望は
在宅ワークスペースを作ること。
そのころ、私は在宅でパソコンの文字入力の仕事をしていたので
絶対にそのスペースが欲しかった。

リビングの一角にそのスペースを作ったのだが
子供が小さいうちは在宅で仕事をしたかった私は
そこで仕事をしながら
学校から帰ってきた娘たちの様子を見守ることができた。

しかし……娘たちが成長するにつれて
いつも在宅で仕事をする私が段々うるさく感じられたのか

「なんでママいつも家にいるの?」
と言うようになり……。

口うるさい母親がいつも家にいるのも嫌だし、
友達を連れてくるのも気を遣うからだろう。
………その言葉を言われたときは悲しくなったな。
でも、成長の過程でもあるのだろうと受け止めた。

今では私は外で働くようになったが
そのパソコンコーナーは娘のリモートワークの場所となっている。
よかったね、そのスペースがあって。

  

後悔しているのは和室の扉が引き戸3枚構成なので
閉めるのに何だか手間取るのだ。

あと、上からはしごを引き出す天井裏収納。
これは若いときは荷物の出し入れは気を付けてやれば可能だが
年取ってからははしごを昇るだけでヨロヨロしてケガの元だと思う。

それから洗面所の収納が狭い。
娘が2人もいるとそれぞれの美容グッズが溢れ出すようになってきて……。

 

それから玄関が狭くて収納も狭い。
玄関横には土足で入れる収納コーナーを作り
土物とか夫のゴルフバッグやら
色々入れるスペースが欲しかった。

 

何だかんだ言って
狭いながらもリビングに皆集まってそれぞれのことをしている時間が多い。

それだけ居心地がいいと言えるかも……。
その分リビングに物が集まりやすい。
片づけ下手な家族。

 

家族の将来の様子、暮らし方を何十年先も考えて間取りを考えるのは
とても難しい。

いつか不便な個所をリフォーム出来たらいいなと思う。
そうなったら私は又興奮して夜も眠れないだろう。

 

しかしその前に
外壁や屋根の塗り替え、あちこちの修繕等にお金が飛んでいく……。

 

今出来ること……
収納が限られているのだから
物を厳選して断捨離するのが先かな……。

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ピアスの穴は開けられたのに、ファーストピアスは外せない臆病な私

 

今週のお題「下書き供養」

 

この人生でやり残したことは色々あると思うが、

 

ピアスの穴を開けたい!

ピアスで色々オシャレしたい!

と思った私は、経験者の娘に根掘り葉掘り聞いた。

渋谷の店でピアスを買えば(1,000円ぐらい)無料で開けられたらしい。

安い!! ……でも、若者の街で開けなくてもいいかな。

何かあった時のために近所のお医者さんで開けてもらいたい。

 

近所のクリニックだと、まず1回目で診察して、大丈夫そうだったら、

2回目に開けてくれるそうだ。

1回目の診察で1,000円、2回目のピアスの穴開けで5,000~6,000円(両耳でピアス込み)ぐらい。

昨年の12月にピアスを開けた。 

 

クリニックに行く前は、穴を開けるってどのくらい痛いのかな?

注射するより痛い?

奥歯を抜くより痛い?

足の指を骨折するより痛い?

出産するより痛い?

○○するより痛い?……と、経験した痛みを色々頭に思い浮かべていた。

 

楽しいことだけ頭に浮かべて、決心してクリニックに行った。

お医者さんは

「頬をバチーンと殴られるような痛みがありますけど、大丈夫ですか?」

と、とどめの一言を言い放った。

……しかし、もうどんな痛みでも受け入れる覚悟の私は

「大丈夫です。死ぬ気で臨みますから」

 

眼をつぶって手をギュッと握りしめて……

バチーン

確かに衝撃があるが、まだ耐えられる。

 

その痛みは一瞬だったので、もう忘れた。

 

しかし、その後

娘が、

「ファーストピアスって外すとき、硬いから血がちょっと出たんだよね」

と言う。

 

ちなみに、ファーストピアスは穴を固定するために1、2か月は耳につけたままにする。

 

えっ……。

それでは仕事行く前の慌ただしい朝はやってられないな……。

耳をいじっているうちにグチュグチュして血がたらたら出てきたら嫌だし……。

連休で余裕のある時にトライしてみよう。

 

……そうこうしているうちに1、2……もう4か月が過ぎようとしている。

娘曰く、

「本当にピアスでおしゃれしたかったの?

早く外しなよ。耳がおかしくなるよ」

 

わかった、

ゴールデンウイークの長い休みにトライしてみるね。

 

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我が家の珍事

今週のお題「下書き供養」

 

我が家の珍事

 

この前、夕方にお風呂掃除をしようとしたら、お風呂用のあの靴(お風呂ブーツというらしい)が片方なくなった。

なんでないの?

片方だけ……。

しょうがない、今日は……。

明日になったらどこかから出てくるだろう。

 

翌朝、洗濯物を干そうと洗濯機のふたを開けたら、

洗濯物のてっぺんに、その靴の片方が乗っていた!!

その時の驚きと言ったら!!

何故に、こんなところに?

 

我が家にはいたずらするような年の子はいない。

私たち夫婦もそこまでボケてはいないはず……。

 

私は洗濯機をまわす前は、カゴに入った洗濯物を一つ一つ確認しながら洗濯機に入れている。その中にあの靴はなかった……。

ブーツゆえに歩いて?

全くの謎である。

 

 

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そう言えば、数年前のことを思い出す。

その日私は米を買いに、自転車で店に行った。

帰りは重い米を抱えて歩いて帰ってきた。

 

自転車を店に置いてきたことにも気付かず、一晩経ち、

朝に乗ろうとしていた自転車がないことにようやく気付き、

発した言葉が

「パパが人の自転車勝手に乗っていった!」

 

……いや、夫は目の前にいる……。

 

次に発した言葉は

「泥棒が自転車を盗んだみたい!!」

 

末恐ろしい……。