高校生の頃授業をさぼって映画観に行きました。

今週のお題「告白します」

 

中学までは超真面目だった私ですが、高校で女子校に入ってからは伸び伸びと解放されたようになった。

放課後友達と連れ立ってクレープ屋さんやケーキ屋さんに行って延々とお喋りを楽しんだり、帰りにデパートのウィンドーショッピングをしたり。

授業は急に難しく感じられ……。特に数学。中学の時はあんなに得意だったはずなのに……。

 

なんかだるいなと思う土曜日の授業などの4時間目、授業をさぼって映画を観に行ったときがある(数えて2、3回)。

 

観たもので覚えているのはリチャードアッテンボロー監督の『ガンジー』。

今でも糸車を回して糸を紡いで非暴力主義を貫くガンジーの姿が目に浮かぶ。

 

映画を観るのが好きで、親に内緒でオールナイトで友達と映画祭(?)みたいなものも参加したな。あの時はよく未成年でも映画館の人は入れてくれたなと今では思う。

 

地方都市のあまり娯楽のない青春時代だったけど、あの時観た映画によって私の想像は片田舎から世界へと飛び出すことが出来た。

映画を通して世界と繋がることが出来た。

 

大学生になってからはもっと自由に映画館に行き、ウディアレンの恋愛物、南アフリカアパルトヘイト等の黒人差別の問題、今で言えばLGBTQの問題を扱う映画など、手あたり次第に観て色々世界が広がった。

本当私にとっての学校だったな。

 

今はアマプラ等で気楽に映画を観られるけど、やはり映画館の大きなスクリーンで、他の観客と一緒に観るあの空間というのは特別なものだと思う。

このご時世でどうか映画館の文化が消えないで欲しい。

 

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