指しゃぶりからの卒業

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

私の幼児期は周りの世界になじむのに時間がかかった。

人見知りが激しく、内弁慶。

唯一ホッとできるのが家の中。

何か言いたいことがあっても、人前では言えずにもじもじしてばかり。

 

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その分ストレスを抱えていたのだろう。

爪をいつも噛んでいて、爪切りは必要なかった。

いつの間に爪を噛むことを止めたのかははっきり覚えていない。

 

さらに、夜寝るときには親指をしゃぶらないと安心して眠れなかった。

本当に指にタコが出来ていたほどだと思う。

それが何時止められたのかははっきりと覚えている。

 

なんと小学4年生までその癖は続いていた。

子供会(今でも存続している地域はあるのかな)に入っていて、夏休みにキャンプをすることになった。

テントに3人で泊まることになったのだ。

私はさすがに人に指をしゃぶっているところを見られるのは恥ずかしいと、強烈に意識した。

もうすごくドキドキして眠れなくなった。どうしよう……。

これは絶対に止めなくてはならない。

テント前の数日、指をしゃぶらないで眠る練習をした。

 

……寝れた……。

あの時、堂々とキャンプに参加出来た。

忘れられない思い出。

 

だから、子育て中の悩んでいる親御さんたちに言いたい。

本人が恥ずかしいと思ったときに、止められる癖もあるよ。

自然に成長するうちにいつの間にかやらなくなっている癖もあるよ。

だから焦らないでいいよ、ということ。 

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