禁断の写真整理
ミニマリストが言うに片付けをするときに
写真整理をはじめにやってはいけない……というのがある。
片付けのはじめではないけど、最後でもない
……が写真整理に手をつけてしまった。
今度改めて写真を収めるのは無印商品の中から選ぼうかと思って
売り場に行ってみるが、最終的に何枚になるか分からないので
買うのはやめた。
まずは捨てないと。
どれから取り掛かったらよいか……結婚式の写真から手に取ってみた。
昔の写真はどっしりとしたアルバムに貼ってあり、重い。
子どもの小さいときのアルバムとは違って、全然開いていなかったため、
染みorカビみたいな点々が沢山ついている。
劣化したアルバムの土台の紙は捨てることにして
写真を1枚1枚土台から剥がしていく。
結婚式の写真は1冊だけでは足りずにボックス型のアルバムにも何冊にも渡る。
恥ずかしいぐらいにコマ撮りしたみたいに……。
下手すると2~300枚以上はある。
女優でもあるまいに。色々な角度からの写真……。
スモークがもくもくと焚かれていたり、
キャンドルに火を灯していく写真とか……恥ずかしい。
同じような写真はどんどん捨てていく。
はじめは捨てることにためらいがあるが、誰が喜んで見るのだろうと思うと
一気に捨てる手が加速する。
それを取りあえず小さいジッパー付き袋に入れる。
そのうちベスト20ぐらいに絞っていきたい。
次に自分の写真。
アルバムに貼った高校生ぐらいからの写真から。
その土台からどんどん写真をはがしていく。
あぁ、若いな~。
でも景色しか映ってないやつとか、表情が変なやつとか、変なファッションとか、もう残したくないな……。
それから、別にこの場面の写真は思い出さなくてもいいや、という写真もどんどん捨てていく。
捨てきれないからこれも、時代ごとにベスト10~20とか区切ってみるといいかも。
次に夫の写真。
こちらの方がさらにアルバムを開く機会がなかったので、土台が汚い……。
写真もなかなか綺麗に剥がせないが、そーっと剥がす。
こちらはどれを捨てるか分からないので本人にあとから見てもらうことにする。
どんどん剥がす。
本人に確認したらデータに残したいとのこと。
……どうぞ、ご自分でお願いします。
それから独身時代の二人と新婚時代の写真。
こちらも今見ると恥ずかしい。
他の人の視線を意識して、残してもOKのものを厳選すると
何か捨てる手が止まらない。
最後に子ども達の写真。
こちらは1人目は綺麗に貼ってあるアルバムが1冊。
あとはポケットアルバムが何冊か。
2人目が産まれてからは全然整理できてなくて、ただ袋に入れてあるものが大量。
こちらは見ても、全然捨てられない。
さすがに同じようなものは捨てたが、撮る角度が違って表情が違うと又捨てられない。
これは、2人がそれぞれ写っている物に分けて
本人たちに整理してもらおうと、とにかく仕分ける。
ひたすら大量に写真を剥がす、仕分けるとしていると
数時間が経過し疲労感が激しくなった。
こんなに大がかりな写真の整理は初めて。
しかし、改めての収納には至らず、ジッパー付袋に入れるだけになった。
もう1度手に取って、厳選しないと
収納用品を買いには行けない……。
我が家の写真はいつからか全てGoogle フォトに入れっぱなし状態に。
この中も整理した方がよいのだろうが……。
紙に印刷した方がよいものもある?
考え出したらキリがなくなる。
とにかく今回は劣化した土台を捨てて
仕分けをし、写真を大量に捨てて終わり。
そのうち小さなフォトアルバムに収納したい……それはいったいいつ?
やはり写真整理は手ごわいものである。