そろそろ「卒母」したい―その2

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

 

皆成人している人たちの面倒をずっと見続けることは出来ない。

このままでは自分の時間がなくなり、自分が壊れてしまう。

 

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 このような思いでモヤモヤ数日を過ごした。

娘たちは朝遅く起きてきて、携帯をいじりながらのんびりしている。

その脇で私は仕事に行く前に洗濯物を干すのをアタフタやっていた。

 

そこで、昨日から自分と夫の分だけ干した。

そうしたら楽ちん!!

娘たちのは自分でやってと。

 

半分の時間で済んだ。いつもなら20分ぐらいかかるところを、10分。

分量で言うと娘たちの洗濯物の量が断然多い。

 

洗濯物を畳むことはしばらくやっていない。

その人のコーナーに仕分けるだけ。

その中で畳んでいるのは夫ぐらいかな。

 

買い物だって、自分でひとり占めしなくてよいだろう。

365日、3食栄養が揃ってなくたってよいだろう。

たまには買い出しから料理まで誰かに任せたい。

 

今まで自分で全部ひとり占めしていてごめん。

自分がやりたくてやっていた部分もあるのかな。

皆の(夫も含めて)自立の道を狭めていたかもしれない。

 

ごみ捨ても、きちっ、きちっと捨てなくても、

ごみがごみ箱から溢れたり、生ごみの匂いが台所中漂うようになるまで放っておいたら、

いつか誰かが率先して捨ててくれるだろうか。

 

ここは涙を飲んで、

ライオンの母のように、子どもを崖から突き落とす覚悟(!?)で、

皆のことを突き放して見守っていきたいと思う。

私がどれだけ耐えられるか……。根比べ?

いや、私は見て見ぬ振りをしていたい。

 

実家が居心地がよすぎると、いつまでたっても家を出ていかない。

あえて居心地の悪い家を作ろうと思う。

そして、母娘べったりだったのを少し反省。

娘達と話しているほうが楽しいし(夫ごめん)、趣味も合う。

しかし、赤の他人である夫婦のほうが、ともすると……努力しないと

心が離れがち……。

これからは老後に向けて夫婦をまず大切にしていきたい思う。

決して娘達が憎いわけではない。大好きだけど、あまり実家が居心地がよいのも、自立を妨げることになるだろう。

手を出さずに、心を寄せたい。

今さらだけど……いや、今からでも遅くはないはず。

 

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