読書

読みたい本にも旬がある

一時期、ずっと本を買っていなかった。 しかし、副業をしようと思った時点で、勉強しなくちゃと思って気になる本を楽天とかでポチポチと購入してみることにした。 今まで我慢していたものが一気にあふれ出るみたいに、あれもこれも買ってみた。 それまでは、…

忘れられない本……4

今週のお題「読書の秋」 忘れられない本の続き。 4.『本格小説』(水村美苗著:新潮社刊) この本は、著者が『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ著)のような恋愛小説を書きたい、ということから書かれた小説である。 私自身もこの小説を読んだ後、高校時代に…

忘れられない本……3

今週のお題「読書の秋」 忘れられない本の続き。 3.『終わらざる夏』(浅田次郎著:集英社刊) 1945年8月15日。終戦記念日のはず……。 しかし、北海道より先の千島列島よりさらに北の占守(シュムシュ)島。この島ではまだ戦いが終わっていなかった。 そこ…

忘れられない本……2

今週のお題「読書の秋」 忘れられない本の続き 2.『ミレニアム』シリーズ(スティーグ・ラーソン著:早川書房) 背中にドラゴン・タトゥーを入れた天才ハッカーのリスベット・サランデルとジャーナリストのミカエルが出てくるミステリー小説。 本来は3部…

忘れられない本……1

今週のお題「読書の秋」 本当は「好きな本10選」としてお題に参加したかったが、10選あげるのが何だか大変だったので……。 今思い出す限りのものなので、そのとき感動しても忘れてしまった本は残念ながらここにあげられない。 1.『収容所(ラーゲリ)から来…

心に降り積もる羽(灰)の重さ―『灰の劇場』を読んで

趣味は昔から読書と言いながら、最近全然本が読めていない。 最近ようやく読み終わった本『灰の劇場』(恩田陸著:河出書房新社刊)。 中年の女性2人が奥多摩の橋の上から飛び降り自殺した……という事件を発端とした小説を書いた作家がそれを劇にするときの…

『じいじが迷子になっちゃった』を読んで

『じいじが迷子になっちゃった』(城戸久枝著)(偕成社刊)を読んだ。 こちらは以前読んだ『あの戦争から遠く離れて――私につながる歴史をたどる旅』(情報センター出版局、新潮文庫刊)という作品を元に書かれたもの。 著者の父親・城戸幹は中国残留孤児と…

自分の生産性を振り返る パート2

ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』を読んでの続き お金、時間について生産性を上げることも大事だが 「物」の生産性についてはどうだろう。 家の収納スペースが足りないと思っていたけど違うな……。 今でさえ物の管理が出来ていないのに収納が多けれ…

自分の生産性を振り返る

今週のお題「おうち時間2021」 このお休み中にやりたかったことの一つが読書。ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』を読んだ。 これからの時代は高生産性のものが生き残る。低生産性のものは淘汰される。 ――社会的な側面 超多忙な生活からの脱出方法に…