年に１度の神楽坂散歩

この頃、友達に誘われてのお出かけが続いている。

今度は展覧会のお知らせを受け取り、神楽坂へ行ってきた。

その友達とは子どもが生まれてから入ったママさんサークルで出会った人である。

子どものためというより、自分の世界を広げ、自分の友達が欲しくて入ったサークルである。

そこで出会った何人かとは、今でも子ども抜きで色々なお喋りが出来る大切な友達である。皆、それぞれの仕事についているので中々会うことは出来ないが……。

今回の友達は絵を趣味として展覧会に絵を出し続けている。

フルタイムで仕事をしながらずっと絵を描き、展覧会に絵を出し続けるってことは並大抵のことではないと思う。

柔らかい笑顔の奥から芯の強さを感じる。

その友達とは読書のこととか、家庭の色々な事情もお互いに話しあえる。

たまにしか会えなくても、すっと寄り添える友達って大切だな……。

一つのことをずっと追求して続けている友達を尊敬している。

その展覧会は毎年神楽坂で開催されているので、年に１度は通って数十年……。

友達の素敵な作品を鑑賞して、久しぶりのお喋り。束の間のひととき。

近々又ゆっくり会う約束をした。

そして、娘と一緒にお昼はこちらで。

「中国菜　膳楽房」

ちょっとおしゃれな中華やさん。

娘が頼んだ魯肉飯（ル―ローハン）。香辛料の癖がそんなになく、日本人向けで美味しい。

私が頼んだ里麺（リーメン）。初めて食べたクロレラ入りの麺だという。ネギとハムを炒めた具が載せられていて締まった麺で美味しい。

デザートにマンゴープリンと杏仁豆腐を頼んだ。優しい甘さでつるんと食べ終わる。

神楽坂には他にも魅力的な店が沢山あり、毎年少しずつ開拓するのが楽しみな街である。

坂の両脇に店がひしめき合い、その脇の路地にも個性的な店があって、色々見て回るのが楽しい。

一緒に行った娘は何だかつまらなそうだった。若い子は新宿とか渋谷のほうが楽しいのかな？

私は小さな店がこちゃこちゃとひしめき合っているところが好きみたいだ。

建物の風情や街並み、それぞれの店が出している店の雰囲気を見ているだけでわくわくして楽しい気分になってくる。

友達にも会えて、楽しい街を散歩して、エネルギーをチャージして明るい気分で毎日の仕事にも励もう！！