娘の婚活事情

娘の婚活が心配な話。

娘の職場では男性に出会える機会が少ない。
ましてやこのコロナ禍でリモートワーク中。
友達も続々と結婚しているので
焦りだしている。

 

昔と違ってアプリで人と出会える時代。
婚活アプリで人と出会っているという。

 

怖い目に遭わなければよいのだが……。
と思っているけど、今の人にとっては気軽にできる方法なんだろうな。

 

昔の結婚相談所みたいなものなのかな。
行ったことはないけど……。

どういう仕組みなんだろう。
条件だけで相手と会うんだよね。
条件が良い、悪いって何なんだろう。
高給取り?
よい大学、よい会社に就職している人?

こちらがそういう条件で選んでいると
向こうも何らかの条件でこちらを選んでくるんだろうね。

 

1、2回会っただけで何がわかるんだろう。

 

娘もわがままだから
色々相手の欠点が見えると
すぐフェードアウトしている。

 

反対に時々傷ついている時もあるみたい。

あなたの男を見る目がなかっただけ。
傷つかないで。
もっと優しい人がいると思うよ。

  

そんな娘にこの本を薦めたい。

 

59番目のプロポーズ オタクとキャリアの恋』(アルティシア著、美術出版社、2005年刊)。

遅ればせながらこの本を読んだ。
他の本の紹介から「アルティシア」さんてどんな人なのだろう……という興味からこの本を読んでみたのだ。

昔流行った『電車男』みたいなものかな……と思いながら読んでみた。(読んだことないけど)

もう、すごい純愛ものである。

58人と付き合ってきて59人目に現われた運命の人……。
mixiで大反響の日記だったらしくとても読みやすかった。
もう笑って泣いて……。

世の中にはこんな出会いもあるのだな、と娘に読ませたい。
別に娘はバリキャリでも、モテまくった人でもない、平凡な娘だけど……。

 

昔は雑誌で
デートの時は男はこうで、女はこうすべき……。
とかの恋愛のノウハウとかを得ていたと思う。
私も何かしら刷り込まれていた所がたぶん……ある。

 

今はもっと男女平等になっているだろうと思っても
実はまだ男はこうで、女はこうすべき……ということが
まだ刷り込まれているみたい。

娘曰く
男性に出会うと質問で多いのは

「料理作りますか」
だって……。

 

今はネットで色々情報が溢れていて振り回されがちであると思う。
他の人の恋愛体験談や、おしゃれな場所や食べ物、etc……。

 

本当に好きな人と一緒だったら
会えるだけで嬉しいと思うんだよね。
おしゃれな場所じゃなくても、どこへ行っても……
おしゃれなインスタ映えのものじゃなくても、何を食べても楽しいと思うんだよね……。
彼女の扱いがうまくなくたって……。
真心のある人と出会うことが大切だと思うんだよね。
外面(そとづら)や条件のよい人よりも……。

 

人間完璧な人なんていないし。
自分もそうだし……。

 

3高の条件(高学歴・高収入・高身長)(古い……)には全然当てはまらない
ほぼフリーターであった夫にプロポーズされ、
色々あったけど、
これからも色々あると思うけど……。
今、お互いに空気みたいに暮らしている私は
そう思うんだよね……。

こんなの昔の考え方なのかな。

結婚することだけが幸せとは思わないけど
娘には幸せになってもらいたい。

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どんどん陳腐になるスキル

今週のお題「寿司」

やはりお寿司のネタとパソコンのスキルはいきがいい方がいいよね。

 

ある日リモートワークをしている娘からExcelについての質問を受けた。

「vlookupがおかしくなったんだけど、わかる?」

……何それ? そんな言葉見たことも聞いたこともない……。

 どれどれ、調べてみるよ。

 

ある時はレポートを書いている下の娘からWordについての質問を受けた。

「ここの体裁が整わないんだけど、わかる?」

……どれどれ、何でここがこうなっているのかな?……
 ちょっと調べてみるよ。

 

私は長年在宅でパソコンの入力の仕事をしていたが
Excel、Wordについては独学で学んだ。
しかし最低限のことしか分からない。

 

今の職場では一応その最低限のスキルでも何とか役に立っている。

 

ちょっと前までは娘たちの質問に
私レベルのスキルでも何とか応えられていたものが多かった。
その時は自分で学んでいてよかったなと思ったものだ。

 

しかし、今の若い人の最低限のスキルというのは
私の時代の最低限のスキルとはレベルが全然違うのだろうな……。

昔はパソコンでレポートを書くこともなかったし
Zoomで授業も、会議もなかった。

しかし、アンテナを張って今出来る精一杯のことでも
少しずつパソコン等のスキルを磨いていきたいと思っている。

 

私の仕事は医療系の事務である。
患者さんと毎日接している。

来ている患者さんを見ていると
本当に色々な方がいる。

かなりのお年寄りでもスマホ
すいすい使いこなしている方。
電子書籍で本も読んでるみたい。

同じぐらいの年齢の方でも
全然デジタル機器とは無縁の方も……。

 

やはりどちらが若々しいかというと
前者である。

年だからとデジタル機器に臆せず
何にでも挑戦している方。

 

私もはじめから無理と思わずに
何にでも好奇心旺盛に挑戦し続けるお年寄りになりたいと思っている。

 

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二人の父の間で

私には認知症になった父がいる。
父と一緒に暮らしたことはない。
父と初めて会ったのは叔母が死んだお葬式である。

 

初めて父に会った時の印象……。

 

随分つやつやの顔をしているな。
私の父とは大違い。
私の父は弟のくせに煙草を吸い過ぎているせいか
艶がなく、皺も多かったせいで兄よりも老けて見えた。

 

……今の私の父とは……
伯父(父の兄)だったのである。
実父と間違うので以下「伯父」と言う。

その後、私の実父は仕事のし過ぎ?
又は煙草の吸い過ぎのせいか……
私が中学1年生の時の秋の朝、突然亡くなった。

 

あれは忘れもしない学校に普通に通っていた時……。
担任の先生が顔色を真っ青にして
「○○(私の苗字)、お父さんが亡くなったぞ」
と休み時間に私を呼びにきた。

……えっ……。
私はその場で固まってしまった……。
朝は父と顔を合わせずに学校に来たのである。
頭が真っ白になってしまった……。


先生が車で家まで送ってくれた。

その時の先生は私にとても気を使ってくれて
アイスを買ってくれた。
なんでこんな時にアイス……と私は思ったけれど、
先生の厚意を無駄にしたくなくて
車の中で無理やりアイスを口に入れた。
涙を流しながらモソモソと食べた。

 

家に帰ると
和室で父が布団の上で頭に白い布を被って寝ていた
ように見えた……。

 

信じられなかった。
昨日まで普通に生きていた人が簡単に死んでしまうことが。

 

……かといって今の娘と夫が喋っているように気安く喋った覚えはない。

父はいつも子どもと普通の会話をするのが苦手みたいだった。
あまり楽しいお喋りをした記憶がない。

 

綺麗好きで厳しくて
玄関で靴が脱ぎ散らかしてあると
子どもの頭を殴るような怖い父であった。

(そういう風に育てられてもちっとも整理整頓は身につかない)

 

母が言うに
「○○(私の名前)が生まれたときは
可愛くて会社のお昼休みに帰ってきてお風呂に入れてたよ」
……と。

 

確かに夜、皆が寝静まっているとき、
布団から肩が出ていたら布団をそっと肩まで掛けてくれたのは
よく覚えている。

子どもに愛情はあっても
口下手で不器用な性格であったのだろう。

 

あまり父とは会話もなかったので
本当はどんなことを考えていたのかわからない。

その後は父という存在がいたら
どんな生活だったのだろうかと考えることもある。
中学校では皆に父の死も知られてしまったので
何か暗い子として生活してしまった。

それが高校、大学に行くにつれ
楽しくのびのびと生活できたのは、
母や祖父母のおかげであろう。

 

父の死から
母は何かと伯父に相談することがあり
急速に二人は近づいていったみたいだ。

その後子どものために籍だけでも「父」という存在が
あったほうがいいだろうということで
伯父と私たち子どもは養子縁組をした。

 

母と伯父は結婚したわけだが
一緒に暮らすことにはならなかった。

母は子どもと祖父母を置いていけなかったし、
伯父が実家に帰ることもなかった。
伯父と実の親(私から見ると祖父母)の折り合いが悪かったからだ。

実父が亡くなったとき
弟はまだ小学生だった。
どんなにショックだっただろう。

その後母と伯父が結婚した時には
丁度中学生で思春期真っ只中であった弟は
母と伯父を汚れたものであるように軽蔑していた。

その軽蔑していた伯父の世話を
弟が今している……。

 

……そんなこんなで実父とは12年しか生活していなかったのに
伯父が戸籍上の「父」となってからのほうが随分と長い年月となった。

 

 

 

 

 

 



 

 

父が認知症になってから……

 

私の田舎に両親と弟一家が住んでいる。

 

父は今認知症がひどく進行している……。

 

認知症の症状が初期のときに一人暮らしだった父が弟一家のところに引っ越して2年半ぐらいが過ぎようとしている。

 こちらはコロナ禍の中、しばらく田舎には帰っていない。
母には電話で父のことを聞くばかりである。

 

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 父は週5日デイサービスに行っている。
最近ようやく1週間に1回は1泊2日でショートステイを利用するようになった。

  

私は介護の基準については全然詳しくない……。
父は今要介護2だと言う。
しかし、聞いていると、本当に要介護2?と思うのだ。

 

夜中に部屋とトイレを何度も往復する。
台所のものを色々自分の部屋に持っていき、ぐちゃぐちゃにする。
あまりにもひどいので冷蔵庫に鍵をかけてあるそう。

そして電子レンジも変に使って焦げそうになったりコードをハサミで切ったり……。
ガスを勝手に使って火事になったら大変なことになる。

 

トイレに色々なものを突っ込む。
トイレットペーパーや海苔や、色々……。

 

花壇の花を全部引き抜いて
部屋に持ち込み、家の中が泥だらけ……。

 

タンスに食べ物をしまい込み
食べかすがそこら中にばらまかれる……。

 

父がデイサービスに出かけたあとに
片付けるのが大変だと母は言っていて、毎日神経が張り詰めていて
参ってしまうこと……。

 

 今大変な状況なので施設を探しているが
父の年金が少ないためになかなかよい施設が見つからない状態だった。

 

私たちも少し経済的負担をしてもよいとは思っているが
母が今ある貯金で何とかするから……と言っていて……。

 

聞いていると一緒に暮らしている苦労が
まざまざと……。

私はただ電話で聴いてあげることしか出来ない。

 

 介護をしていて共倒れしないでいてほしい。
何とかならないものか……。

 

 

 

 

 

自分らしく生きたいけれど……

最近よく思うこと。

自分がこれからどうしたいのか……。
子ども達は成人したから、親の務めはもうちょっと学費を払うことぐらい。

 

今は働く場所があるだけでも有難いことなのだろうが
このままここで働くのはどうなのか……。
モヤモヤ考える今日このごろ。
お金のためには働く方がよい。
かといってここの年収がよいわけではない。
人間関係は良いほうだと思う。

しかし……働く時間、労力等を考えると
パートに戻りたいなと思う。

 

休みのときは家事とただの休息に終わってしまう。
わずかばかりのお金と自分の時間を測りにかけると
自分の時間のほうが大切に思えてくる。

……例えばあと5年正社員で頑張ったとする。
少し蓄えは出来るだろうけど
5歳、齢を取る。

若いときの5年と年を取ってからの5年って大分違うような気がする。

5年後、もっと体力がなくなって
今やりたいなと思っていることが出来なくなっているかも知れない……。

今の仕事は完璧ではないけれど
6年働いてきて
飽きてきたのかな。
今は事務の仕事。
あまり人の役に立っているという実感がないし
やりがいをあまり感じない……。

 

かと言って
これがどうしてもやりたい!
ということはあまり思い浮かばないが
何か新しいことをやってみたい。

こう考えるのは
ご近所さんが
早期退職して遠くの地に行ってしまったことも
影響しているのかな。

  

katatumuko.hatenablog.com

 

あまり忙しいと
目先のことの処理に追われて
あまり考えられなくなってくる。

 

限りある命であるとして
どうやってこれから生きていくのか……。

 

ネットの世界には
キラキラしている人がいっぱいいるような感じがして
すごいなと思い……
なんか自分がますますちっぽけな存在に感じて自信がなくなってくる。

自分は自分と思うけど……。

 

 

いつまでたっても
自分探しをしてしまう

地に足がつかない夢見るおばさん……なのかな。

 

睡眠足りてないとマイナス思考になるみたい……。

今日こそ早く眠るぞ!!

 

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生き延びてきたのは……たまたまその場に居なかっただけ

今週のお題「住みたい場所」

 

恐ろしい体験をしてきた。

 

最近家族の皆がストレスが溜まっているので急に旅行に行ってきた。
このご時世なので周りの皆にも内緒で……。
両日雨だったので本当に泊まるだけ。

 

しかし、この宿……今回災害のあった伊豆方面の近くだったのだ。
日中は避難指示のあった場所……。

 

途中道路の閉鎖が相次いでいたので
そこに辿り着くのにもだいぶ時間がかかった。

 

そして夜に宿で伊豆の災害を伝えるテレビを見ていた……。
恐ろしい土石流が勢いよく家屋を吞み込んでいく映像……。

 

夜中は雨が激しく降りしきっていた。


家族の皆は熟睡していたけれど……。
もしこの宿に土石流が流れてきてこの宿が丸ごと流されたらどうしよう……。

 

私たちがここにいることは誰も知らない。
次の日会社に通勤して来ないということでわかるのだろうか……。
遠くに住んでいる親たちはどう思うだろうか……。

色々考えると私はほとんど眠れなくなってしまった。

 

……次の日
何事もなく家に着いたことにほっとした。

 

今回災害に遭われた方には
本当にお気の毒にと言うしかない……。

 

私たちはたまたま
その場に居なかっただけ……。

 

災害が起こりそうなところには住みたくないと思っても
近年日本中のあちこちで豪雨や台風、地震が頻繁にある……。
何が起こるかわからない。

 

これまでの災害のときも
たまたまその場に居なかっただけ……。

今ここに生きている奇跡に感謝して
この生、生活を大切に生きたい。

 

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雨の日のアッシー君

雨の日が続く……つらい。
気分的にも落ち込みがち……。

 

昨日は朝から雨がすごかった。

こんな日は嫌な予感……。

まず夫は絶対に駅まで車で送ってと言う。
駅まで歩いて15分ぐらい。

……1人だったらまだよい。

 

次に娘たちがそれぞれ送ってと言う。
同じ駅でわずかな時間差。

あなた達、ずっと在宅だったのに
何で今日に限って出勤&通学なの!?

それも一緒に行ってくれない?

 

3人それぞれ駅まで送って
朝の貴重な時間を40分も取られてしまった……。

 

私も今日出勤するんですけど……。

洗濯も干してないし、朝食もパンを早食い。

 

しかし……皆に利用されているうちが花なのかな……。

アッシー君はつらいよ。

 

雨よ
どうか朝から激しく
降らないでくれませんか。

 

今度住むなら……
駅に直結していて濡れないところ!!

 

今週のお題「住みたい場所」